皆様こんにちは。
えー、始めに断っておきますが、今日は男子禁制でお願いします。
それでも読みたい男子の方には「お好きにどうぞ」としか言えませんが、たぶん読後に「知らないほうが良かったよ…」という気分になりますので、その辺をご了承してからお読みくださいませ。
さて、私がはてなブログを初めて早数ヶ月。
自分でブログを書くようになってから私は世の中に溢れる数多のブログを以前より注意深く観るようになりました。
それで気が付いたのですが、世の中のブログは大きく分けて2種類のジャンルに分けられるようですね。
その2種類とは「エッセイブログ」と「ライフハックブログ」です。
エッセイというのは、主に「書き主の想いをそのまま綴ったような文章」のことで、私がいつも書いている文章もこれに当てはまると思います。
そしてライフハックというのは、主に「事実を元に読み手に有益な情報を提供する文章」のことでタイトルが「iPhoneとgalaxyの機能を比べてみた!」とか「これを読めば誰でもLINEクリエーターズスタンプを作れる!」みたいなやつです。
私は文章を書くのが好きです。
だからこそブログを始めたのですが、実は今日に至るまで「自分にはライフハックなことは絶対に書けないし、書くまい」と決めていました。
なぜなら私は自分で「私は人様の為になる有益な情報など持って無い!」と分かっているからです。
もしそれなのに無理くりライフハック的な物をひねり出して書いたりしたら、スゴレンとかでよく見かける「モテる女に共通する5つの特徴」みたいな「タイトルはそそるのに中身がスカスカの文章」になることは火を見るよりも明らかなので、私はこれまでライフハック的なことを書くのを避けて参りました。
しかし!
今日はわたくし初めてライフハックな記事を書こうと思います。
なぜなら、私が最近体験した事を、世の中でまだ未体験の人の為にお役に立てて欲しいからです!
さてそれが何の体験だったかと言うと、ずばり「VIO脱毛」です…!!
「VIO脱毛」
もしかしたらこのアルファベット3文字の羅列が何を意味するのかさえ分からない方もいるかもしれません。
分からない人は分からないまま今日のところはこのページを閉じて頂いて結構です。
でも私が今日これを読んで頂きたいのは「VIO」の3文字にピンとくる女性…
そう貴女ですよ!
「VIO」が人体の何処を指すか程度にはご存知でありながら!まだその情報収集の段階でさまよっている貴女!
貴女のような方の為に私は書くのです!
はぁ、つい熱くなってしまいました、すいません。
でも、分かって貰いたいのは、貴女のような女性は世の中に沢山いるという事です!貴女はけして1人じゃない…!
なぜそんな事を言うのかというと、私も少し前まで貴女と同じ立場でした。
だから分かるのです、貴女の気持ち…
「VIO脱毛ってとどのつまりどんなモンなんだよ!?広告じゃない体験記事出せよコラ!」というお気持ちが…。
だから私、書きます。
私がその頃に読みたかったような記事を自分が体験して書こうというわけです。
悩める貴女のお知恵に少しでもなればと思って恥を忍んでここからは私のVIO脱毛体験記を書いていこうと思います。
ユリちゃんの誘惑
ことの起こりは昨年の終わり。
高校時代からの親友と2年ぶりに再会して2人で食事をした時のことでした。
親友の名はユリちゃん(仮名)とします。
ユリちゃんは今はご主人の転勤で関西に住んでいて子供はおらず、看護師をしていて、キュートで喋り方が
松本伊代にそっくりな女の子(34歳)です。
彼女は人付き合いにこだわりのある私にとって、なんでも心置きなく話せる数少ない親友の1人です。
ひととおり互いの近況などを話した後、彼女は突然その話を始めました。
「ねぇ、私、VIO脱毛始めたんだけど、どう思う?」
ここに来てやっと説明しますと、VIO脱毛の「VIO」とは女性器の周辺の毛の生える部分を形どったアルファベット表現です。
つまりざっくり言うと「股の毛の脱毛」の話です。
私は体毛に関しては若い頃から割と悩まされてきたほうで、脇と膝下と腕はもう10年前に脱毛済みでした。
「VIO」という脱毛用語はその頃に聞いたことはありましたが、まだ10年前には今ほど情報が無く、深く知る事のないまま「とりあえずいいや」と敬遠していた感じでした。
なので、ユリちゃんに「どう思う?」と言われても、まるで上司に「最近NISAを始めたんだがね、どう思う?」くらいの、(え、どうもなにも「そうですか」としか言いようがないぜ)という感想でした。
しかしユリちゃんは上司ではなく親友なので普通に私は言いました。
「どうって…どうも何もなんとも思わないけど、ユリちゃんその話したいんでしょ?」
するとユリちゃんはニコリと微笑み、待ってましたとばかりに私にマシンガントークでVIO脱毛について語り始めました。
なんでも彼女がVIO脱毛をしようと思った理由は
・股に毛が無いと生理の時にムレない
・今後の人生で旦那以外に見せる必要性が全く無いとは言い切れ無い
・水着、下着から毛がハミ出る心配が無くなる
などでしたが、最終的に彼女が1番熱を込めて言ったのは
「あのね、まだ私も通って2回目なんだけどね!もー面白いの!だって、自分のあそこの毛が無い姿ってニニちゃん見た事ある!?VIOやる時ってねあそこ全剃りするんだよ!」
ということでした。
有機野菜の手づくり総菜が評判のビュッフェスタイルのおシャンティーなレストランの一角で、いつの間にかユリちゃんは自身のお股の毛が無い姿を見た時の感動を私に熱弁していたのです。
私ははじめのうち聞きながら「もう私も既婚30女。今さら夫以外にご開帳する気も無いところで、股に毛が多少あっても無くてもさしたる問題は無かろう。」と思って話半分で聞いていました。
しかしユリちゃんはそんな私の心情を素早く察知し(さすが旧友)さらにこう言うではありませんか。
「ニニちゃん、お股の毛が無いとパンツがキマるんだよ。」
パンツが…キマる…?
私はなんだかこのフレーズが妙に引っかかってしまい思わずユリちゃんに「ど、どういう事?」と聞き返しました。
するとユリちゃんは竿に手ごたえを感じた釣り人のようにニヤリと微笑み言いました。
「毛があるとパンツの前がもっこりするでしょ?いや、もうもっこりすることすら当たり前になって、もっこりしなかった時代のパンツの履き心地なんて覚えてないでしょ?」
た、確かに…。言われてみれば、恥部に毛を携えて早20年。
私はパンツの前面がもっこりしない感覚なんて覚えていない…。
私がそう思っているとユリちゃんは畳み掛けるように言いました。
「ニニちゃん、お股に毛が無い自分の姿って本当に懐かしくて感動するよ。あとそのお股でパンツを履いた時のフィット感ハンパないよ。本来の『パンツ!』って感じが味わえるの。」
私は思いました。
この女…誘ってやがる…。
ユリちゃんは恐らく私にVIO脱毛仲間になって欲しいのです。
でも正攻法でVIO脱毛の必要性を訴えて手ごたえが無かったため、途中から私の「好奇心を掻き立てる」ほうがオチると踏んでその作戦で話を持ってきたのでした。
彼女は20年来の親友、私の性格を知り尽くしています。
なぜならその晩、我が家には夫が寝た後パソコンの検索窓に「VIO脱毛 体験記」と打ち込んでる私が居たのですから…。
そう、私はまんまとユリちゃんの誘惑に負けました。
だって自分のお股に感動したい!
「パンツ」ッて感じが味わいたいんですもの…!!!
貴女がVIO脱毛に興味を持ったのは、きっとこんな経緯では無いでしょう。
多分多くの方はご自分で脱毛の必要性(毛の不必要性とも言える)を感じたからVIO脱毛にたどり着いたのでしょう。
だから私のように脱毛の必要性より「お股に毛が無い自分の姿が見たい。そしてそのお股にフィットするパンツを感じたい。」という好奇心からVIO脱毛の道へ歩んだ方は少ないと思います。
でも経緯はどうであれ行き着いた場所が「VIO脱毛やってみよう!」なら、もう私達は同じ穴のムジナ。
仲良くしようではありませんか。
VIO脱毛の実態は調べても分からなかった
さて、ユリちゃんにそそのかされVIO脱毛へ興味津々になった私は色々調べました。
しかし辿り着くのは大手エステの広告ページと個人のブログだけ。
しかも個人のブログも中身を読んでいくと結局どこかのエステか
美容外科の
ステマ的なもので「私がやったのはココ!」という感じに結局大手エステなどのページにリンクするようになっていて、本当に体験した人の体験記が読めるものはありませんでした。
私はこの際だから言いますと「商売っ気のあるブログ」は嫌いです。
だからこれら既存のVIO脱毛体験記は、いまいち読み込む気になりませんでした。
VIO脱毛について調べる方の多くがまず知りたいのは主に料金についてと「で、どんな感じでやられるの?実際。」ということだと思いますが、私は料金のことはともかくとして「どんな体位でやられるの?」というのが誰かの体験記から知りたかったのです。
でもVIO脱毛をした方のブログを見ていると、部位が部位だけに写真掲載の記事はほとんど無く、あってもせいぜい局部のイラストどまりだし、結局文章も「とりあえずココをクリックして」みたいな流れだったので、実際に誰かがどんな風な体位でコトを施され、どんな気持ちだったのか?というのは掴めず、これには困りました。
なぜなら、私は男性にご開帳するのはそれほど恥ずかしくないのですが、なぜか
産婦人科で
子宮筋腫の検査をされる時にものすごく恥ずかしくなる人間なのですよ。
なんででしょうね?
異性だと「持ち合わせているモノ」がハナっから別物なので「こういうもんだ!」と開き直れるけど、同性だと「同じモノ」を相手も持ってるので、アリアリと「違い」を感じとられる気がするからでしょうか…。
(あと男性の場合はたいてい薄暗いところだから平気ってのもあるかもしれません)
それでも
産婦人科のアレは一応「医療行為」という大義名分を頭に浮かべていればなんとか耐えられるのですが、
VIO脱毛はそうはいきません。
私は「股の毛を無くしたい!」=「乙女心が主体となった行動」だと思えるのですが、でも結局は施術者に見せるのは女体の中で1番グロテスクで実に「非乙女チック」な場所じゃないですか。
だから自分でもかなりの恥かしさがこみ上げて来そうなので本当は予備知識を得て心の準備をしたかったのです。
でも誰かの実感こもった体験記に巡り会えませんでした。
そして結局「もー面倒くさいからとりあえず行くか。」となって私は1番近くにある大手エステの予約を取りました。
私が予約したのは「初回の方、6千円でVIO5の脱毛2回と無料カウンセリングプラン」です。
あ、ここで「VIO5(ブイアイオーファイブ)」ってなんだよ?と思われた方の為に説明しますと、この「VIO5」という戦隊ヒーローみたいな名称は、何も色違いの全身タイツの人が5人がかりで股ぐらに挑んでくるという意味ではありません。
私も調べるまで、VIOはその名の通り、VとIとOの3ヶ所のことだと思っていたのですが、エステ的に言うとVの部分は更に3つに分けていて「Vの3ヶ所+Iゾーン+Oゾーン」全部で5ヶ所のことを「VIO5」と指すようです。
あ〜文章だと分かりにくいので、絵で描きますね。
つまりVIO5とはこの5ヶ所のことです。
電話をすると受付の女性はサラリと「当日カウンセリングの後に施術をご希望されるかもしれない場合は、毛を剃って来て下さいね。」と言いました。
私が「えっ、全剃りですか?」と聞くと女性は親切に「ええ、最初は皆さん全剃りされて来ます。前のところはハサミで短くしてからカミソリでやるとやりやすいですよ。」と
Eテレの趣味の盆栽講座のアナウンサーのように教えて下さいました。
電話を切ってから私は「とうとう…」と思いました。
いざ無毛時代へ
予約日の前夜、私は風呂場に眉毛ハサミと眉剃りカミソリを持ち込みました。
受付のお姉さんに言われた通り、まずはハサミで毛先を揃えました。
あ〜やっぱり文章だと分かりにくいので絵で描きますね。
私はもともと
ベッカム部分を切り揃えるところまでは、たまーに気が向いたらやっていたのでここまでは平常心でした。
でも、過去最高短く刈り揃えられたお股は「坊や」という感じで可愛かったです。
そして、そこからハサミをカミソリに持ち替えて毛を剃っていきました。
ショリショリ…処理処理…
ここで初めて知ったのですが、眉剃りカミソリって、安全カバーというのか、なんか銀色の短い櫛状のやつが刃の部分についてるんですけど、陰毛ってものすごくそこに挟まるんですよね。
それで毛が挟まるとカミソリが「た、体力の限界であります…!」という感じに止まってしまうのですよ。
私はそんなカミソリの毛を取り除きながら「大丈夫大丈夫、まだいけるって!頑張れ!お前なら出来るから!」と励ましながら全部を剃り終えました。
すると…なんということでしょう〜!
鏡の中には20年ぶりに直で見る
私のオマンタン銀座が…!!
わぁー確かに感動する!!
この時の感動は確かに言葉では言い尽くせないものでした。
私が最後にこのワレメを見たのは、まだ汚れを知らぬ少女時代だった…
あれからどれくらい経ったのだろう…
沈む夕陽をいくつ数えただろう…
ふるさとの友は今でもキミの心の中に…
と、パ○パンで乾杯を歌ってる場合では無いのですが、出来ることなら一節歌いたいような清々しい気分でした。
もしまだ無毛地帯を経験してない方は、VIO脱毛はしなくても是非1度全剃り体験はおすすめします。
生き別れた我が子に再開したような、懐かしくも愛しい気持ちになれます。
さて、全面は全剃りし終えて、残るはIゾーンとOゾーンなのですが、これは片脚をチョイと上げてカミソリで剃りました。
Iゾーンは土手部分の皮膚を伸ばして丹念に剃ると上手くできました。
もともとこの辺も気が向いたらたまーに剃っていたので手慣れたものでした。
ただ、Oゾーンに関してはどれくらい生えているのか鏡で見たことが無いので、カミソリの手ごたえでなんとなく勘で剃りました。
さて、本当はこの後風呂上がりにパンツを履いた時の「パンツ!」という感じも詳しく書きたいのですが、長くなってしまうので割愛します。
ただ、確かに「もっこりしてないパンツ」はパンツとお股がお互い「友よ!会いたかったよ!」と抱き合うかのように吸い付き、2人の仲に嫉妬さえ覚えました。
それくらいパンツのフィット感はハンパなかったです。
エステ当日
さぁ、いよいよ翌日私は大手エステ店に足を踏み入れました。
お姉さんがカウンセリングしてくれた話を話の順に要約すると
・そもそも脱毛とは、1回で終わるものでは無く毛周期に合わせて1ヶ月から2ヶ月置きに何度か通うもの。(これは私は脚脱毛の時に習ったので知ってた)
・初回の「6千円で2回」の施術だけではほとんどの人が脱毛効果を実感しないという。
・だいたいの人が脱毛効果を実感できるのは4.5回終えた辺りから。
・5万円のコースを今日この場で決めればVIO5ヵ所の脱毛が4回できる上に初回の6千円で2回プランはサービスで付く。
つまり5万円で計6回通える。(+ワキ脱毛は通いたい放題)
・さぁ、どないする?
ということでした。
つまり6千円のプランだけだと本当にただ「どんな感じか」が分かる程度なのでどうせやるなら5万円コースに入っちゃえば6千円お得だよ、ということです。
私は以前の脚脱毛に30万近くかかっていたので、確かに6千円でそれほどの効果が無さそうだというのは薄々感付いてはいました。
つまり6千円というのは、ただ『広告に誰でも手が届く金額を載せる手段』ってわけですね。
入り口は安く見せて、とにかく説明を聞いてもらって初めて本当の価格が分かるという仕組みです。
ズルいやり口と言えばそうですが、美容業界って結構こういう手口が普通なので(というか、なんかのレッスンとかわりと大きめの金額の商品を売る業界はこんな感じ多いですよね。)私はそんなに驚きませんでした。
そして私はせっかく無毛地帯になって来ていて、もうやる気満々でしたから5万円のコースをすぐ契約しました。
今思えば私の当初の目的は無毛体験なので、別に脱毛しなくても良かったのかもしれませんが、いつの間にかVIO脱毛を調べていくうち「どんな感じなの?」という興味が高まってしまっていたので、好奇心から私はすんなりと脱毛に挑みました。
さて、そうと決まればとっとと施術室に通されました。
そこは3畳ほどの白い小部屋にベッドが1つと端に機械類がいくつか置いてある空間です。
受付のお姉さんは私に小さな白い紙?布?みたいなものを手渡し「下を脱いでこれに履き替えて下さいね」と言いました。コレ↓
これを履いてベッドに横たわっていると否が応でも緊張感が高まってきました。
ああ、私これからどんな格好をさせられるの…? 私、女の子にあそこを観られるのは初めてだから、優しく、せめて優しくして…!!
私が初夜の生娘のごとく1人フルフルとベッドで震えていると、ノックの音と友にガラリと戸が開き「失礼しやーす」とギャルが入ってきました。
白衣のギャル!
このギャルが、私の初めてのお相手です…。
ギャルはニコニコしながら「じゃあ剃り残しが無いかチェックしますね〜」と言って私の体にかかるタオルケットを足元からハラリとめくりました。
私「あの…どういう体勢でいれば?」
ギャル「立て膝になって脚を広げて下さいね〜」
私は言われるがままにしました。
ギャルは私のお股を覗き込むと
「あ、上手上手〜!上手に剃れてますね〜!」と褒めてくれました。
とりあえず誉められると喜ぶ私は素直に「やったぁ!*(^o^)/*」と思いました。
それにしても30代なかばで10は歳下であろうギャルに陰毛の剃り方を誉められるなんて、人生なかなか捨てたもんじゃないですね。
そしてギャルは私を横に向かせ今度は尻穴周辺の剃り残しチェックを始めました。
すると今度はギャルの声が一段低くなり
「あっ、ちょーっとまだ毛が残ってますね〜どうします?」と聞いてきました。
私「どうします…とは…?」
ギャル「えっとぉ、これって光で脱毛するんですけど、その光は黒色に反応するんで、毛があると反応し過ぎて火傷しちゃうんすよ。
だからカミソリをこちらで購入していただいて私が剃るかぁ、お客様が持ってきてたらそのカミソリで今ご自分で剃って頂くかぁ、今日はそこを避けて施術するかぁって感じですね〜」
つまり、こういうことです。
私は一応カミソリを持って来ていたのですが(予約の時に持ってこいと言われたので)このギャルの目の前でショリ処理する勇気はとうていありませんでした。
というか「他人の前でショリ処理出来るほど羞恥心のハードルが低いオナゴは、そもそもこんな所来なくね!?」と思いました。
そして3千円のカミソリを買うのも馬鹿らしかったので(昨日頑張ってくれたアイツが90本買える値段ですもの!)結局この日はそこは避けて施術することにしてもらいました。
そして、剃り残しチェックの後はいよいよ施術です。
ギャルは私に
アイマスクを装着させ、さらに上から花粉症メガネ状のものも装着させ、脚を伸ばすように指示しました。
そして「ちょーっと冷たいの塗りますね〜」と聞こえるや否や、私のお股のVゾーンに冷たい衝撃が走りました。
ひぇっ…!
声にならない悲鳴が小さく出ました。
ジェルを塗られたようです。
股間にジェル…初めて塗られた…。
私が初体験とジェルの冷たさに震えているのも気にせずギャルは言いました。
「じゃあ光当ててきまーす。ちょーっと痛いかもしれませんよぉ〜。」
次の瞬間、電流の流れるような衝撃がお股のど真ん中に走りました。
バチン!
(痛ってぇ…)
バチン!
(痛ってぇ…!)
バチン!
(痛いっつーの!)
バチンは光が当たる音で、痛ってぇは私の心の声です。
この光照射の痛みがどれ位かと言葉で説明するのは難しいのですが、強いて言えば毛を毛抜きで抜こうとする時に誤って皮膚をつまんでそのまま引っ張られたというか、静電気の10倍くらいの衝撃波というか…
「我慢出来なくはないけど、結構痛い」という感じで1回、2回は耐えられるけど、続くとちょっと厳しいと私は思いました。
でもあんまり大げさに痛がるとギャルは光の量を調節して弱めるので、効果も低くなってしまいます。
なので、これから脱毛される方はそこは痛みと効果の兼ね合いを意識しつつ自己申告で痛さを伝えてみて下さい。
そして、施術は
「Vの上部」→「Vの真ん中ゾーン」→「Vのキワ」→「Iゾーン」→「Oゾーン」と進みました。
ちなみに問題の体位ですが、このような感じです。
私は初回のOゾーンをやられる時が1番恥ずかしかったです。
でも、この恥ずかしさも施術がこれ以降も同じギャルだったせいか2回目からは嘘のように半減しました。
人間の羞恥心ていい加減なんですね!
このギャルはこの後、通ううちに「へそピが膿んでマジ臭くてやんなる。」とか「実はへそピに懲りず、いま乳首ピアスを検討している。」という大変プライベートなカミングアウトをして下さり、お互い恥の度合いで言ったらイーブンにしてくれたので大変良いギャルだと思いました。
しかもIゾーンの黒ずみには顔用美白クリームが効き、美白した方が脱毛効果が高まるという情報もくれたので、私はその日から股間に
小林製薬のケシミンクリームを塗ってます。
あと、これをお読みの方で「桜島さん完全パ○パンになったの?」とお思いの方がいるかもしれませんが、
ご安心下さい。生えてます。(byとにかく明るい安村)
えーと、それはつまりこういう訳です。
なんかもう、最初から絵で描けば早かったかもですね…。
全6回の脱毛を終えて
まぁ、そんなこんなで私は今月とうとう半年かけてこの全6回の脱毛コースを終えました。
そして、今現在股の毛のほうはどうなってるかというと…なんと
ワサワサ生えてます!
そう!
実は6回の光脱毛くらいでは、私はほっとんど効果は無かったんです!
てへぺろ!
やー、どうやらそれもそのはず、最初の6千円が「誘い水」だったのと同じで、実はエステ屋さんが本当に勧めたいのは更に一段お高いウン十万の「レーザー脱毛コース」だったようです。
つまり5万円のコースもレーザー脱毛への誘い水だったわけですね。
ちなみにレーザー脱毛は、高いけど効果はかなり確実で、1度当てた毛根は即死だそうです。
(でも痛みもハンパない。お試しで少しやられたけど、涙出ました。)
このお高いレーザー脱毛の説明は、通い始めて3回目以降からの施術中にジワジワとされます。
「もし、このコースで効果があんまり満足出来なかったらぁ、更に効果がある脱毛の種類があってぇ」という感じに。
私はもともと1回無毛になってみたかっただけで、そこまで完全無毛恥帯を目指していたわけじゃないのでお断りしました。
でももしまだお若くてこれから果敢に不特定多数の異性とぶつかっていこうという気概のある方なら、毎度いちいち手入れするより一気にレーザー脱毛やってみるのもいいんじゃないかと思います。
しかし、もしVIO脱毛検討中で「10万以下で邪魔な股間の毛とオサラバできる」と思ってる方がいたら「それだけじゃ多分無理っぽいよ。」ということだけは今回お伝えしたいです。
もちろん毛の濃い薄いは本当に個人差なので、薄めの方は5万円コースでも充分無くなるかもしれませんが、私は風呂屋とかで他の人と見比べる限りまぁ「標準範囲内のちょい濃いめ」くらいなので、そんな私が今回こんな感想だよ、ってのを参考にして下さい。
あと、特筆すべきなのは1度無毛時代をやると再び生え揃うまでの間に股間がマジックテープみたいになります。
なんつうか、5ミリくらい伸びた頃がまさにマジックテープ状態で、あんなに仲睦まじかっな陰毛とパンツなのに、陰毛がパンツに対して牙を剥くようになるんですよ。
それで脱ぎ履きの度にバリバリっとパンツに引っかかるようになってですね、パンツにしてみれば愛する陰毛からの突然のDVに「あンた…!前は優しかったじゃないのォ!なんで…なんで…!?」って感じですよ。本当可哀想ですよパンツ。
2人の仲を戻すにはまた私が全剃りするしかありませんが、私もそこまで2人のキューピッド役をやってられませんのでね、もう全剃りはしません。
所詮、30半ばの元ビッチにはイノセントお股は似合わないのです…。
悲しいけど、これからも元気な茂みを携えて生きていきます、私。
それにしても、今回5万円で私が得たものは、結局「Iゾーン&Oゾーンに毛が生えているのはポピュラーなこと」だという情報くらいでした。
しかし、それだけでも私は半分くらい満足してます。
なぜなら、女性同士ってお股を見せ合う機会が無いので、風呂屋で他人のお股を見る限りだと前面の濃さくらいは分かりますが、Iゾーン&Oゾーンは本当に謎ではないですか。
うまいことみんなが風呂屋で私の前でスッテンコロリンしてくれたら私も「今だ!」と思ってすかさず観ますけど、そんな機会現実で起きないし、他の人にも毛が生えてるか?私は平均的なのか?私は本当にずっと知りたかったんですよ。(ちなみにねんごろになった男に聞いてもたいていはお世辞を言うと思われるので信用できない)
でもギャルは言ってくれたんですよ。「私って、濃くないですか?」と不安がる私の股間を見て
「いや、マジで普通っすよ。本当に。」って。
ギャルは立場的には「濃い」って言った方が良い(私が脱毛したくなるはずだから)のに、そう言ったんですよ。
だから信用できます。
私、安心しました。
もしこれをお読みの貴女も「こんなところに毛が生えてるのって私だけ?」と不安だとしたら
安心して下さい、生えてます。(byとにかく明るい安村)
最後になりますが、これ一応今週のお題の「雨の日が楽しくなる方法」の記事なんですけど、なんでこの内容かと言うと、ギャルが私に言ったんですよ。
「ここの毛が無くなるとぉ、ほんと雨の日でもムレないから超快適なんですよねぇ」って。
私、もともと雨の日に股間がムレるなんて感じたこと無いんですけど(というか普段そんなに股間に意識を集中してないので分からないのかもしれない)とにかくギャルがVIO脱毛は雨の日を快適にするって言ってたんで…許して下さい!
長いわりに全然ライフハックじゃなかったかもしれません。やっぱり慣れないことは難しいですね。
ちなみにユリちゃんはお高いレーザーに切り替えて継続通院中だそうで、
「今度会う時見せてあげるね!」とLINEが来ましたが、1週間くらい既読スルーしてしまいました。
やっぱり女の子とお股を見せ合うのは恥ずかしいですよ…。
さて、この記事が1人でも多くの迷える女性のお役に立てますようにと願って筆をおきます。
では股〜